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トピックス 2004.01.16更新 
デザイン理工学プレe-ラーニング講座開催
〜大阪市・福井県鯖江市・名古屋市をインターネットで結ぶ双方向ライブ型e-ラーニング〜
●当日の模様
FRe-大学は平成15年11月14日、受講会場(福井県鯖江市)、講義発信会場(名古屋市)、FRe-大学(大阪市)の3拠点をインターネットで結んで、双方向ライブ型のデザイン理工学プレe-ラーニングを開催しました。デザイン理工学講座は来年度の本格運営に向けて現在準備中ですが、今回のプレe-ラーニングは本講義と同じスタイルで実施し、併せてシステムの運用試験も行いました。

当日、鯖江市の受講会場には、市内外のデザイナーや市民の方々約70人が参加しました。まず、辻嘉右ェ門・鯖江市長と河田聡・阪大FRC機構長がインターネット会議システムを使って、遠隔対談を行い、その後、阪大フロンティア研究機構特任教授の川崎和男氏による「デザイン理工学概論」の講義を、インターネットライブストリーミングシステムを使って配信しました。

講義では、川崎教授が「使いやすいということはデザインができていること」とデザインをわかりやすく説明しました。また「デザインは科学と技術の上に乗っかっているものでもあるし、科学と技術を含んでしまう統合的なものでもある」とデザイン理工学の概念を丁寧に解説しました。

●e-ラーニングシステムについて
デザイン理工学プレe-ラーニングでは次の2つのe-ラーニングシステムを使用しました。

・インターネット会議システム
このシステムを使って、講師〜受講者間で双方向リアルタイムの質疑応答を行いました。

・ライブストリーミングシステム
このシステムを使って、デザイン理工学e-ラーニング講義を、受講会場に向けてライブストリーミング配信しました。講師の映像、音声、講義資料をライブで視聴することができます。


●デザイン理工学e-ラーニング講座について
デザインはこれまで、芸術的応用美術として一般的に認識されてきました。またデザインは消費社会における「欲望を刺激する装置的」な機能として、社会的位置づけにあったことは否めません。
とりわけ、わが国ではデザイナー教育において、美術系・工学系・教育系それぞれの系譜があり、その後近年、デザイン系がようやく生まれたという現状です。産業美術から始まり芸術工学、デザイン工学という展開はありますが、デザインの本来的な意味を認知した上での、学問あるいは産業資本として理解した教育・研究はきわめて少ないと言えます。特に大阪大学を含め国立大学では、それらの発想そのものが皆無でした。

デザイン理工学e-ラーニング講座では、学生、インハウスデザイナー、デザイン行政担当者、研究者などを対象に、体系的なデザイン教育の機会を提供するために、専門性の高い本格的な講義をライブ形式で配信する予定です。

●デザイン理工学e-ラーニング講座のご案内
デザイン理工学e-ラーニング講座に関する情報、ご案内は、今後このホームページで随時お知らせいたします。


(C) Copyright 2003, Handai Frontier Research Center 阪大フロンティア研究機構

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